MENU

高血糖を改善するときの注意

高血糖を改善するときの注意

高血糖の状態が続くと、糖尿病リスクが高くなります。そこからさらに合併症を引き起こし、重篤な状態へと進行する恐れがあります。
そのため、高血糖は早めに改善することが重要です。
食事療法や運動療法、サプリメントの力も借りながら改善していくことがすすめられますが、このときに注意点があります。

 

高血糖の改善を意識するあまりに極端な生活を送り、「低血糖」を起こすことがあります。
血糖値が60mg/dlを下回ると、低血糖の症状があらわれます。
たとえば、糖不足による集中力の低下や不安感、意識の低下、冷汗、動悸、不快感、頭痛、めまい、けいれんなど。
場合によっては急に倒れるような重篤なものもあります。

 

さらに、前途の症状が自律神経に影響を与えて、更年期障害など他の症状を招くことがあります。
高血糖を改善することはとても大切ですが、低血糖にならないよう十分に注意してください。

低血糖を起こす生活のNGシーン

血糖値やインスリンの分泌については、常に一定であることが正常な状態です。これが健康な状態です。
健康であれば、血糖値が上がるとインスリンの働きも強くなり、血糖値が下がったときには逆にインスリンの働きが低下します。そのため、血糖値も一定を維持できます。

 

しかし、高血糖の方はどちらもに問題があるので、糖尿病の方も含めて治療を行います。
インスリンの働きを良くする治療薬、糖分を控えた食事療法などにより、高血糖が改善される一方で下った血糖値の上昇が抑えられるので低血糖になる恐れがあります。

 

本格的に治療や改善を行っているときには、生活習慣に注意が必要です。

  • 極端に食事量を減らす
  • 絶食する
  • 食事の時間帯が不規則
  • 空腹時に運動をする
  • お酒を飲む
  • 薬の飲み間違え

 

上記の行動が低血糖を誘発します。いずれも糖の消費や代謝に関わっていることから、前述の生活習慣はNGとなります。
自宅で使える測定器がある場合は、血糖値が上がりやすいタイミングと下がりやすいタイミングをあらかじめ確認しておき、生活に役立ててください。

 

もしも低血糖の症状があらわれてしまったときには、糖分を適度に補給して対処してください。
その際の糖分はブドウ糖がおすすめです。ブドウ糖は吸収性が良く、大体10〜15g程度の補給で血糖値を改善できます。
飴を舐めるだけでも良いと聞きますが、ゆるやかに上昇してしまうので、低血糖の症状があらわれたら適量をしっかり補給してください。また、人工甘味料などでは効果が出ないので注意しましょう。
スピーディーに糖を補給するには、ジュースがオススメです。飲み過ぎると血糖値が上昇し過ぎるので、150〜200ml、大体コップ1杯分程度飲むようにしてください。
その後15分ほど経過をみてみましょう。それでも血糖値が改善されない場合は早めに専門の医療機関で診察を受けてください。
症状が回復しないからと言ってさらに糖分を摂ると高血糖を招き、悪循環にはまってしまいます。

低血糖を防ぐためには

低血糖が起きてから対処するより、防ぐことを意識してください。
高血糖対策を行っている場合には、あまり神経質にならず、ムリはしないようにしましょう。
極端に食事制限したり、糖を控えると、高血糖は改善されても血糖値が急激に下がってしまいます。
適切な血糖値を維持するためには、担当医の教えを守ってください。
食事療法に合わせて運動も必要になりますが、このときもハードな運動などに取り組む必要はありません。
いわゆる、規則正しい生活が理想的です。

 

また、お酒を飲むと糖が分解されて血糖値が下がるため、お酒との付き合い方も見直しましょう。
飲む量が多いほど肝障害やすい臓障害のリスクも高くなりますのでご注意ください。